世界中の全ての MPEG-2 TS を扱う TypeScript プログラマに朗報です。
Background
TypeScript ファイルの拡張子が .ts
と決まった瞬間※、私はとても困惑しました。なぜなら、既に一般に使われている MPEG-2 TS (動画ファイル)の拡張子 .ts
と被っていたからです。
それで泣く泣く MPEG-2 TS の拡張子を .m2ts
に変えて運用していましたが、それに伴った弊害もありました。 .m2ts
という拡張子は一般に BDAV MPEG-2 TS という拡張フォーマットのために使われていました。パケットサイズがそれぞれ 188 と 192 で異なるため、拡張子でフォーマットを判別している系のアプリケーションでは正常に動作しないのです。とはいえ拡張子を同じにしておくと、コードエディターで動画ファイルを間違って開いてしまう事故がしばし発生します。これは良くないです。
で、なんか、いろいろあって、TS App Selector というものを作りました。(説明飽きた)
※ 当時のディスカッションページが消えてなくなっていました。どこかに残っているかも・・・アーカイブゆる募。
Feature
- MPEG-2 TS と思われるものとそれ以外のもの、それぞれ設定したアプリを自動的に選択して起動します。
- 非常に軽量かつ高速です。
Download
- こちら →
..._win32_x86.zip
がそれです。
Usage
適当な場所に解凍しておいて、tsファイルを右クリック → プログラムから開く で TSAppSelector.exe
を指定する。
TSAppSelector.ini 設定例
[APP]
PLAYER="C:\Program Files\VideoLAN\VLC\vlc.exe"
EDITOR="C:\Program Files (x86)\Microsoft VS Code\Code.exe"
Source
適当に書いたし、すごく短いです。