東京も大変寒い日が続いております。皆様お元気でしょうか。
2014年末ということで!毎年恒例、今、特に私の中でアツい、マイトレンドのコーナーです。
今回のテーマはLinuxのTUIです。
TUIという言葉はあまり聞かないかもしれませんが、Linuxを普段触れている方は体験したことがあるかと思います。長い言葉でコンソールアプリケーションとも言います。
↑GNU nano もその1つです。
さて、早速ですが、私のオススメTUIアプリを紹介します。
1. Lynx
Lyncじゃない。これは割と有名です。知らない方はコレ知っといて損はないはずです。なんとウェブブラウザです。
これはかなり便利です。何らかの事象で普段使っているデスクトップマシンやスマートフォンが大破してしまった時にどうしてもウェブにアクセスしなければいけない場合なんか、その辺で稼働しているLinuxサーバーを使えるわけですから、非常に心強いです。
(Debianでのインストール例)
apt-get install lynx
2. Midnight Commander
これはファイルマネージャーです。マウスも使うことができます。
たとえば名前が長いファイルを大量に管理したい時とか、コマンドを打つのに疲れた時、散らかった大量のファイルをざっくりと整理したい時なんか、コレを使えば非常に簡単にできます。オペミスする確率も少ないかもしれません。
(Debianでのインストール例)
apt-get install mc
3. htop
インタラクティブプロセスビューアです。マウス使えます。
topに色が付いて色々なプロセス管理操作ができるようになった感じです。Nodeアプリ開発時などに大変重宝しています。
(Debianでのインストール例)
apt-get install htop
4. iftop
ネットワークインターフェースのトラフィック量をリアルタイムに可視化するツール。
かなり見やすくレイアウトされており、非常に分かりやすいです。通信量をざっくりと確認したいときにどうぞ。
(Debianでのインストール例)
apt-get install iftop
5. iptraf
IPネットワークモニター。iftopとセットで知っておくと便利なツールです。
パケットキャプチャ。
パケットサイズやTCP/UDPポート目線からのブレイクダウンも可能。
LAN station monitor モード。
(Debianでのインストール例)
apt-get install iptraf
CLIとTUIを使い分けて快適にコンソール作業
そんなこんな記事の趣旨はそういうことです。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。